2月8日 シカゴ・リポート (3) (佐藤純枝)

 今日、シカゴでイリノイ州のクシニッチ・キャンペーン・グループの集会がありました。行ってきたので簡単に報告します。
 約50人程集まり、集合場所だったカフェはいっぱいになっていました。
 イリノイ州の予備選挙は3月です。そのせいもあってか(?)動き出すのが遅いように感じました。昨夜おこなわれたミシガン州での選挙の反省が、クシニッ チ候補は白人以外の票を得られていないということで、イリノイ州のとくにシカゴではとにかく幅広い範囲での票獲得をめざすことに集中します。私の参加するチームはMinority Outreachです。他にもメデイアチーム、Student Outreachチーム、canvassing チーム、コミュニケーションチーム、他必要なものは全て挙げられていました。これから資金集めの為のコンサートも行われる予定です。
 私のチームは、リーダーのアフリカ系アメリカ人のソロモン師を中心に活動を開始します。ミシガン州選出の下院議員ジョン・コンニャーズ氏が、一昨日クシニッチ候補を支持することを正式に表明しました。彼もアフリカ系アメリカ人でとても熱心な活動家だそうで、イリノイ州でのRally(集会)にも時間があえば参加していただけるとのことです。心強い味方になりそうです。
 シカゴは多種多様な民族や文化が集まった都市ですが、それらが異なった地域に隔離されているということでも知られています。特に、アフリカ系アメリカ人の住んでいる隔離された地域は外部者(特にアングロサクソン系アメリカ人)をはじめから歓迎するわけではありません。私も何度か低所得者用公営団地に足を運び、実感しました。なので、ソロモン師の存在はとても頼もしいです。

 そのソロモン師がマイケル・ムーアに会い、クシニッチ候補のサポーターへのメッセージを受け取ってきました。私がソロモン師から聞いて記憶しているものを、私の言葉で言い直すので、彼のニュアンスと異なって伝わってしまうかもしれませんが、ご了承ください。
 マイケル曰く、彼がクラーク候補をサポートしようと決めたきっかけは、マイケルがこれまでに作ってきたさまざまなフィルムや本をマスコミが批判している中で、クラーク候補だけが彼の弁護をしたことだそうです。そして、マイケルの意見では、クシニッチ候補は愛国者法に反対の票を入れなかった(もちろん事実誤認です。)と主張したそうです。その時点でジョン・コンニャーズ氏はマイケルの謝った発言を正したそうです。
 マイケルはこれまでにクシニッチ候補のサポーターから(なぜクシニッチを支持しないのかという)沢山の問い合わせがあったようで、特にこのメッセージをサポーター達に伝えたかったようです。

 

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