2月14, 15日 シカゴ・リポート (4) (佐藤純枝)

 2月14日。朝9時半にシカゴを出発しました。約1時間半ほどでウィスコンシンに着きました。着いてすぐに気がついたことは、アイオワのときのように他の立候補者のキャンペーン活動を全く目にしないということです。民主党大統領予備選挙間近という雰囲気がまるで感じられませんでした。
 ウィスコンシンでは、他の選挙も同じ時期に重なっているということもあり、そちらの方が目立っていました。イリノイ州も、同じ時期にいくつかの選挙が重なってあります。そのせいもあってか、一つ一つの選挙に対する候補選びがおろそかになっているような気すらします。
 現地のキャンペーン・スタッフと会い、必要なチラシ等をもらい、いざ活動開始です。
 正直なところ、アイオワ州での手応えのなさもあり内心不安でした。アイオワ州では、選挙直前に全ての立候補がいっせいに活動を始めることもあり、人々は、家を訪れるキャンペーンスタッフにうんざりしているという感じだったので、それに関しても不安でした。
 一軒一軒まわり、クシニッチ候補に関して話します。道行く人々にも声を掛け、チラシを配ります。
 驚いたことに、出だしからとてもいい反応を受けました。クシニッチ候補の名を聞いただけで引くのか!? と思いきや、反対にとても興味を示していました。家を訪れた人の中には、私たちがクシニッチ候補のキャンペーン・メンバーと確認するや "You have my support. (あなた達を支持しますよ。)" と言ってくれる方が数人いました。中には、バレンタインということもあり、家の中に招待され、チョコレートをいただくという暖かいハプニングもありました。直接話をすることが出来た中で、98%の人が興味を示していました。
 後で分かったのですが、私の訪れた地域はウィスコンシンの中でも、とてもプログレッシブな(革新系の)所らしいです。
 家の訪問を一通り終え、冷えきった体を温めるためカフェに入りました。そこにいたカップルが、クシニッチ候補のステッカーを見て、私たちに近づいてきました。オハイオ州出身の学生らしく、クシニッチ候補の支持者でもあるそうです。
  その後、もう少しチラシ配りをし、その日は終わりました。

 今日、2月15日。シカゴで小さいパーテイーをしました。そこでクシニッチ候補のビデオを上映しました。
  パーテイーの後で友達の一人と話をしたところ、"I will vote for Kucinich (僕はクシニッチに投票するつもりだよ。)" と言っていました。とても嬉しかったです。
  彼に、クシニッチ候補のことをどの程度知っているかと質問したところ、私から聞く程度だったようです。映像を見るまでは、どの立候補者も同じだという考えが彼にはあり、あまり興味がなかったようですが、今夜、クシニッチ候補のメッセージを直接確認することによって考えが変わったようです。

 

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