3月10日 シカゴ・リポート (6) (佐藤純枝)

 昨夜、ケリー候補の集会に参加してきました。
 場所はシカゴで一番大きい駅の構内。時間は五時半。ねらいは、通勤帰りの人たちでしょう。5時半開場のところが、7時ぐらいまで外で待つことになりました。その間に、クシニッチ候補の宣伝をしました。ケリー以外はみなブッシュと同じと思う人に出会いました。しかし、大半の人たちはとても偏見のない方たちばかりでした。もちろん、中には、クシニッチ候補を好む人たちもいました。
 やっと会場入りし、また待つこと1時間。8時にやっとはじめの演説者が壇上に立ちました。AFL-CIO(米国最大の労働組合連合体)の委員長(プレジデント)でした。その時点でとても気分を害されました。AFL-CIONAFTAに反対しています。どうしてケリー候補なんでしょうか…。 戦略的決断ですね、きっと。
 そして、次に市長のデイリー氏。 そして、イリノイ州知事 Blagojevich氏(すいません、発音が難しいので英語のままで)。その州知事の演説の中で、印象に残っている場面があります。彼が観衆に向かって
みんな、1ガロンのガソリンに3ドル払いたいか??!」
「(観衆) ノーーー!」
「ケリー候補が大統領になったら、ガソリンを(車に)思う存分入れることができるぞ!!!」
(観衆、拍手喝采)
 ぞっとしました。これこそRegime Change(政治改革)ではなく、Regime Rotation(政権たらい回し)です。

 ところで、なぜケリー候補の集会に参加したかというと、彼に、クシニッチ候補の存在の大切さを伝えるためでした。(ケリー候補のためにも、これはいいことだと思います。)実は、バナーも作っていきました。しかし、ケリー候補がくる前に取り上げられてしまいました。
 クシニッチ・キャンペーン・ボランティアの1人が集会yの最後まで残り、ケリー候補と直接話をする機会がありました。
 彼女はケリー候補に、 「クシニッチ候補の公約 (Platform)の特に平和省を真剣に考えてほしい。」と伝えたそうです。
 彼の返事は、「私はホワイトハウスを平和省に変えてみせます。」だったそうです。
 そして、その次に彼女はケリー候補の奥様に声を掛けました。そうすると、彼女は、「クシニッチ候補とは友達だ。」と言ったそうです。そして、平和省のことを彼女に言うと、「ジョンに伝えます。」と言ったそうです。
  はたして、効果があったのかはわかりません。しかし、経験にはなりました。

 バナーの内容を明かします。四枚ありました。
 第一バナー "We have been here before"
 第二バナー "Nader/Bush/Algore (Kerry) once again?"
 第三バナー "ごめんなさい、思い出せません…。反戦rについて書いてありました。”
 第四バナー "Kerry/Kucinich '04"
 最後のバナーはもう一つの"Kucinich"というバージョンもありましたが、ケリー候補の集会という手前、控えました。私たちクシニッチ支持者には満足のいく内容だったのですが、バナーを持ち上げるとまもなく、ミディアの人にバナーを奪い取られました。とても憤慨していた様子でした。ケリー候補に対して似たようなメッセージを届けようと現れた人たちは私たち以外にもいました。内容はクシニッチ候補に関してではなくても、ケリー候補のこれまでの行いに関しての質問− ”S決議案番号(私はそれを直接見ていないので番号はわかりません),why?"など。
 
 明日、あさって、そして週末とがんばります。

 

 

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