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世界の瞳に映るアメリカ (The Whole World Is Watching)

New York City Peace Rally
February 15, 2003

   スペースシャトル、コロンビア号の宇宙飛行士カルパナ・チャウラさんは、宇宙の静寂からの地球を眺めて、仲間の乗員にこう言ったそうです。
 「見て
! 世界中が私の目の瞳に映ってる…。」
 彼女が全世界を見たように、全世界が私たちを見ています。私たちの目に何が映されているのか、それが平和の光なのか戦争の火なのか知るために。ここに集まった私たちは平和への展望を持っています。私たちは世界がひとつであると考えます。私たちは人類が共生するという展望をもっています。私たちは世界が分割されるものではないと考えます、現在もそして将来も私たちはこの展望に立って行動します。
   地球上で争っている我が国のリーダーたちを、目の中に、心の中に戦争を持ち、世界に戦争を引き起こそうとする者たちを。世界はじっと見ています。
 「見て
! 世界中が私の目の瞳に映ってる…。」
 アメリカは、何十億の目の瞳に映っています。私たちのモラルの力が私たちが武力を暴発させる力よりも大きいかどうか確かめようと、全世界がじっと見ているのです。平和的共存か戦争か。全世界が注視しています。拳を固めるか手を差し伸べるか。全世界が見ています。最初に核兵器を使用するのか世界の軍縮のリーダーとなるのか。世界は見ています。イラクの人々に、イランの人々に、北朝鮮の人々に、爆弾を落とすのかパンを差し出すのか、世界が見ています。
   平和の名の下に、私たちに戦争の準備をさせる者がいます。自由の名の下に私たちに服従を求める者がいます。勇気の名の下に私たちに恐怖を強いようとする者がいます。でも、すべてのアメリカ人に、戦争、服従、恐怖に挑んでもらいたいのです! ある権力は、今日のデモ行進の許可をしないと決定しました。でも私たちはもう前に進んでいます。平和の行方は私たちの前にあります。私たちはその途上にいるのです。人類共生の行方も私たちの前にあります。私たちは歩み続けています。政治的変化の行方も私たちの前にあります。私たちは前進しているのです。私たちは戦争に終わりを告げるか、戦争状態の政治支配に終焉をもたらすかするつもりです。私たちは前へと進み続けているのです!
   214
年前、新しい憲法の気高い見地に基づく第1回議会がこの都市で開かれました。それはアメリカ独立宣言に由来するものです。それらを託したのと同様の気高い力が私たちに独立宣言、憲法、そして権利宣言を託しています。みなが平和に暮らせる新しい世界を創造する時、私たちは建国者たちの精神に、私たちを導いてくれるよう求めます。
   人々の連帯と協調の力によって生まれたアメリカ合衆国は、新たに生まれ変わろうとしています。私たちは自由の精神に呼びかけます。私たちには勇気のカデンツが時代を越えて響き渡るのを聞こえます。「生を、自由を、幸福の追求を」と。もう一度言います。私たちが人類の共生のために立ち上がる時がやって来ました。政府がそれを戦争に求めていかねばならないと言う時であっても。もう一度言います。私たちが心を強くすべき時がやって来ました。世界人類が共生に向かう道は前方にあります。私たちは前進しているところです。従わなくてはならないのは、掃き出されなければならないのは、私たちの政府のほうです。
ありがとうございました。

 

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